令和6年 5月18日 開催
白壁街並み 二葉館1 旧豊田佐助邸2 橦木館*3 を 建築街並み見学
昨年度の総会で 三役の交代 および 新役職 幹部創設による 新体制になった当会
新体制での 新年度 一番はじめの企画は 名古屋城 東側にある 武家屋敷街の面影が残る 白壁地域での 建築研究見学会を実施しました
清洲越しによる 名古屋城周辺の町並み形成がはじまり 武家の街として栄え 当時は珍しかった 白い塀をつくったことから 白壁と呼ばれ
明治期には 陶磁器の生産が盛んに行われ 大正昭和期には 近代日本の製造業を支えた財界人が暮らしはじめた地域です
当日は ボランティアガイドさんに同行 解説を頂き 建築も さることながら 町並みについても理解を深める企画となりました
ガイドさんも交え 懇親会を行い
二葉御殿と呼ばれ サロンが催されたいた 二葉館の クスノキが 母校の正面玄関付近に移植されているという 事を教えていただきました
母校にいく楽しみが また1つ増え 嬉しい限りです
新体制となった 当会では いくつもの新しい企画の話題で持ち切りです
会でディスカッションを重ねて ひとつひとつ判断しながら 継続 持続可能な会の運営にしていきたいものです
*1 二葉館
日本の女優第一号として名をはせた川上貞奴と電力王と言われた福沢桃介が共に暮らした家
また 二葉御殿と呼ばれ 政財界人や文化人の集まるサロンが催されたいた
福澤桃介は 企業立国・日本を立ち上げた創業者の一人であり 「ものづくり王国愛知」の基礎を作った一人でもある
教育振興に熱心だった桃介の意志を継いだ中部産業界起業家たちは 大同工業教育財団を設立 大同工業学校を設置した
*2 旧豊田佐助邸
発明王 豊田佐吉を支えた 弟 佐助が住んでいた
利三郎が洋館 佐助が和館をつくったとされ 白いタイル張りの木造の洋館と広い間取りの和館で構成
蓮の蕾の形の照明 吊元の装飾 鶴にトヨダの文字をデザインした換気口が見られる
新体制となった 当会では いくつもの新しい企画の話題で持ち切りです
会でディスカッションを重ねて ひとつひとつ判断しながら 継続 持続可能な会の運営にしていきたいものです
*3 橦木館
陶磁器商として活躍した井元為三郎の旧邸宅
洋館、和館、茶室や裏庭に東西二棟からなる蔵が残されている
洋館には 当時の流行を先取りしたステンドグラスが各所に配置されている